話し声と歌声って、どう違うの?
「話し声と歌声の発声方法は、どう違うのですか?」
このような質問をいただくことがあります。
私の考えですが、話し声と歌声は、どちらも同じ発声だと思っています。
・声帯を振動させる
・声を共鳴させる
・腹式呼吸を使う
・口から言葉を発音する
といった基本の発声方法は、
声帯など同じ体の器官を使っている意味では、話し声も歌声も同じですね。
違いがあるとすれば、程度でしょうか。
話し声は、最小限の動きで発声することができます。
歌声は、話し声よりも音程の幅も広く、大きな声で発声するために、
体をしっかり使って声を出します。
そういう意味で、歌声は話し声の発展形ともいえるでしょうか。
歌の生徒さんには、
普段の話し声を通りのよい「美ボイス」にすることは
よい歌声につながるとお伝えしています。
お仕事など日常生活でも、声の通りがよくなれば
何度も聞き返されたりすることもなくなり
自信をもって話ができますね
話す声を意識することが歌声の練習になり、歌うことが話し声の練習にもなる。
あなたも、美ボイスを目指しませんか?